姫川はアマチュアバンドのギタリストだ。
高校時代に同級生3人とともに結成、デビューを目指すでもなく、解散するでもなく、細々と続けて14年になり、メンバーのほとんどは30歳を超え、姫川の恋人・ひかりが叩いていたドラムだけが、彼女の妹・桂に交代した。
そこには僅かな軋みが存在していた。
姫川は父と姉を幼い頃に亡くしており、二人が亡くなったときの奇妙な経緯は、心に暗い影を落としていた。
ある冬の日曜日、練習中にスタジオで起こった事件が、姫川の過去の記憶を呼び覚ます。――事件が解決したとき、彼らの前にはどんな風景が待っているのか。
新鋭作家の新たなる代表作。
(作品紹介より)
道尾 秀介さんの作品は初めて読みました。
なんとなくイメージで小難しいお話を書いてるのかなぁと思って敬遠してました。
この『ラットマン』面白かったです。
久々に読んだ『ミステリー』らしいミステリー。